ミックスマスター小説第2集【巨龍伝説 其の壱】
第2作となります
文面に誤表記があれば掲示板までお願いします
ここはマジリタ、ミックスマスターの世界で一番賑わう町で、更に冒険を始めた人達で賑わう町でもある
普段はトレセド付近にいるルート、何かを感じてマジリタまで遠出してきたようだ
“・・・やっぱ何も起こらないか・・・それにしても賑わい過ぎじゃないのか・・・?”
そう言ってルートは町で一番賑わう噴水の方へ向かった
もちろん何かしら遠慮無しに何か言ってくる輩に対しての対策も万全だ
メイトはコアの状態に戻ししまってある
とある露店・・・
“錆びた金属が400万?もうちょっと安くならないの?”
なにやら店主と女性がもめてるようだ
“お嬢さんいくらなんでもこれ以上値下げしたら家が赤字ですよ”
店主は必死の声で値下げを断る、だが女性のほうもなぜか必死に値下げを頼む
暫くして店主が根負けしたらしい、300万まで値切ったようだ(ここでの単位はGP、現実の金とは関係ありません)
ルートは少し離れた所でそれを見ていたがそれに気付いたのか女性が近づいてきた
“さっきからじーっとこっち見てて何のつもり?”
いきなり質問を受けちょっと戸惑ったルートだが
“ケチそうな店主からよくあれだけ値切ったもんだなと思ってね、気を悪くしたのなら失礼しました”
それを聞いて女性は言う
“この世界じゃそれが基本よ?そうじゃないとジール代が足りないもの”
それもそうだな。とルートと女性は笑った
“ところで・・・見たところ剣と銃を両方使える様だけどあなた何者?マジリタでは見かけないけど・・・”
その質問に対してルートは・・・
“これは自己紹介が遅れてすまない、俺はルート
剣の家系と銃の家系のハーフだ、この二つの装備は代々伝わるものらしい”
それを聞くと女性は
“そうなんだ〜、私は堵倶徒 華鈴(どくと かりん)、よろしくね
ここじゃ何だからシュネーでも行かない?”
ルートはもちろん、と言って華鈴と共にシュネー雪原へ移動した
ルートがシュネー雪原に到着したとき、すでに華鈴はメイトを出していた
“これが私のメイト達よ、右からエジプティ、ネオミトラ、真豆角ね
レベルは右から60、62、65ね、あ、これスリーじゃないよ?”
ルートはそれを聞くと自分も、と言わんばかりにメイトを出した
“俺の仲間たちだ、右から豆角、エジプティ改、ゴアだ
レベルは右から62、58、63だ”
それを聞いて華鈴は言った
“やること無いから・・・ここで色々狩りしてみない?”
ルートはそれを承諾した、そして二人の狩りが始まる
ルートと共に狩をすることとなった華鈴、彼女はいったい何者?敵?味方?それとも・・・?