ろ過装置(フィルター)について

ろ過装置と言うと難しく考えがちですが

要は水中のごみを取るためのものです

一般的に上部式、底面式、水中モーター式、外掛け式、投げ込み式、外部式などがあります

上部式フィルターから順に説明しましょう

上部式はその名の通り水槽の上に設置して使用するフィルターです

最も多い規格が60cm水槽用で種類も充実し、さまざまなメーカーから色々なものが出ています

なお、上部式には水中モーターか水上モーターかどちらかが付属しています

自身の寝室などに置く事を考えているならば騒音の事も考えて水中モータータイプを選ぶ方が無難です

なお、値段は2000〜6000円くらいです、高いものは本当に高いので

安くて機能が充実したものを買いましょう

底面式フィルターは底床のページでも紹介しましたが

底床の中に埋め、エアポンプか水中モーターで駆動させます

基本的にろ材容量は底砂の量によりますが

ほとんどがろ過バクテリアの住処になるので生物ろ過の中ではかなりのろ過効率を誇ります

ただし、エアポンプで駆動させる場合泡が弾ける音がするので水中モーターで動かすか

上部式と接続できるものを使用して上下式として使うのが効果的でしょう

値段としては700〜1300円位です

水中モーター式は一部のメーカーから出ています

騒音はシャワーパイプを水中から出している場合のみなので

シャワーパイプを水中に入れておけばほぼ無音で駆動します

ただしろ材容量が少ないので水草を植えなおす際の物理的フィルターとして使用するのがお勧め

これに関しては外掛け式フィルターも同様です、人によっては上部フィルターがこれに該当する人もいますけども・・・

値段は大体980〜3300円くらいです

外掛け式フィルターは水槽の枠に引っ掛けて使うフィルターです

非常に設置に手間がかからないフィルターですが

かなりろ材容量が少ないので緊急時用として使いましょう

私は持っていますがほとんど使っていません

値段は980〜5980円です

投げ込み式フィルターは水作というメーカーから出ている水作エイトなどがそれに当たります

基本的にエアポンプで動かすため騒音がすごく

やはりろ材容量が少ないです、水槽の大掃除のときのエアレーション用に使うのが吉

値段は700〜5000円位です、高い物になると池用などになってきます

外部式フィルターは水草水槽などに向く密封式のフィルターです

ストレーナーとシャワーパイプだけを水槽内に設置し

水槽を置くキャビネットの中などにいれ水槽より下において使います

なお、最近30〜60cmの水槽をターゲットとした物も出てきています

これの場合ろ材容量が若干少なく感じるのでウールマットなどを全て生物ろ過のリングなどに替えましょう

値段は安いものは2980〜4980円くらい、高い物は6980〜10000円を超えるものがあります

ただし高いだけあってかなりの能力を持っています

使いやすさで言うならテトラ製の外部式を使いましょう

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